NPO法人とボランティア活動

ボランティアの歴史と現状

ボランティアの歴史と現状

ボランティアとは、基本的に無償で金銭や知識や労働力を必要な人や地域・団体に提供する行為です。自発的に行われることが前提です。
基本的には無償で行われることが多いですが、近年になり場合によっては心ばかりのお礼があるケースもあります。しかし報酬が出ることを前提として行うわけではないので、有償の場合は本当に感謝の気持ちの表現という考え方になります。

 

ボランティアという言葉は、そもそもキリスト教にその語源を求めることができます。聖地奪還という使命に燃えて、十字軍などに自発的に参加した人達は、ボランティアの始まりと考えられています。これに関連した話に、ホスピタルやホスピタリティがあります。
日本語で言うと病院やおもてなしの心のようなものですが、これもキリスト教に語源があります。聖地巡礼に向かう道中で、巡礼者が病気やけがに見舞われた際には、修道院に併設される療養所を利用することができました。
これがホスピタル=病院の原型です。このような修道院では、主として修道士が奉仕を行っていました。彼らは神に仕えるとともに、神の教えにより無償で奉仕をしていたのです。また、地域の住民が療養所を手伝うこともありました。広義の意味ではこれも、ボランティアに通じるものがあります。

 

日本においては、四国八十八か所のお遍路の際に、道中住民がお遍路さんをもてなす習慣があります。これも宗教的な意味があるとはいえ、無償で自発的に行われる行為ですから、ボランティアといって差し支えないでしょう。
災害時のように知識や資格が無くとも体力が求められるものから、医師・看護師等の専門的な資格・知識を求められるものまで、幅広い分野で活躍できるのが特徴です。自分の持てるものを提供するというのが基本ですから、例えば高齢者の玄関先を雪かきするとか、子育て経験のある女性が小さな子供を預かるですとか、町内の高齢者に毎日声かけして回るなどの活動は、一般の人が参加しやすいところです。


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